どうも、悩み多き「ぷぅすけ」です。
私は子どもの頃から、心因性と思われるさまざまな悩みに苦しんできました。
詳しくはぷぅすけのプロフィールからどうぞ
高校1年生の時から、おならが止まらなくなり、高校生活に支障をきたすようになりました。
日常生活においても、当然ながらいろいろと不都合が出ていました。
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おならが止まらないので、閉じられた空間にいられない
おならが止まらなくなってからというもの、私は閉じられた空間が恐ろしくなりました。
なぜ閉じられた空間が恐ろしく感じたかというと、
閉じられた空間でおならをしてしまったら、においがその空間に充満してしまうからです。
においが一気に空気中に拡散する屋外なら安心でした。
(実際には外でおならをした場合でも、しばらくは自分のまわりにまとわりつきますが)
自由にその空間から出られるという状況ならよいのですが、
その空間に一定時間拘束されるような状況は完全にダメでした。
これまでの記事に書いてきたように、これまで学校の授業が私を一番苦しめました。
高校の授業の50分間、クラスメイト約40名がいる教室(閉じられた空間)に
拘束されることは恐怖以外のなにものでもありませんでした。
この場でおならがしたくなったらどうしようという不安。
そして必ずやってくるおなら。
それをひたすらに我慢する苦痛。
この負のスパイラルが私を毎日苦しめました。
大学になると授業の1コマの時間が90分に増え、いっそう耐え難いものになりました。
私の大学(学部)は、授業に出席しなくてもなんとかなる(単位が取れる)履修科目が多かったので、私はほどんど授業に出席しないまま大学を卒業しました。
どうしても出席しないと単位が取れない授業については、高校の頃同様、冷や汗を流し、迫りくるおならを我慢しながら、なんとかやり過ごしていました。
なかには興味があって出たい講義もありましたが、おならを理由にあきらめました。
プライベートでも、私にとって閉じた空間は完全にNGでした。
停留所や駅に着くまで出られないバスや電車もそうでした。
カラオケボックスなどの閉じた空間も例外ではありませんでした。
特に映画館やプラネタリウムのような、静かな時間の流れる空間は特に怖く、
学生時代に女性と付き合う機会もあったわけですが、こういったデートスポットには様々な理由をつけて行くことを頑なに拒否しました。
おならで苦しむ以前は、
「恋人ができたら映画館デートでもしてみたいな♪」
という気持ちもありましたが、全くそれどころではなくなりました。
(映画館は今でもまだ恐怖心が残ります)
また楽しいはずの彼女と二人きりの時間も、おならがしたくなると途端に苦しい時間になりました。
まとめ
おならの恐怖や苦しみが発生する閉じられた場所へは、極力近づかないようにしました。
自分の意志で避けられる場合、すべて避けてきました。
どうしても避けて通れない場合のみ、ひたすらに耐え忍んでやり過ごしました。
避けて通れない授業があった高校は地獄でしたが、自由意志で出欠ができる大学になると、授業での苦しみがかなり軽減され、とたんに生きやすくなりました。
閉じられた場所で一番つらかったのが、3泊4日の新入社員研修でした。
終日集団生活で研修、夜も部屋は相部屋。
緊張と恐怖でおならがパンパンにたまるのに、それを放出する機会を完全にシャットアウトされた環境下で、本当に腸が爆発してしまうんじゃないかと思うほど、死ぬほど苦しい思いをしました。
あれは本当に地獄でした。
おならが出なくなるような努力をしているのに、一向に効果があらわれない。
おならで悩んでいる人には、そんな人が多いと思います。
焦っても、悪くなることはあってもよくなることはありません。
我慢ももちろんいけません。
我慢し続けると、私のように大腸憩室炎で入院する羽目になります。
ほおっておくと取り返しのつかないことになります。
私が長年おならで悩んできて、一番いいと思ったことは、
おならで苦しむ可能性のある状況をいかに避けるか
ということ。
逃げてもいいから、おならの苦しみに悩まされないようにすることが大切だと思います。
そして、少しづつ時間をかけて改善していくこと。
これがもっとも現実的な気がします。