どうも、悩み多き「ぷぅすけ」です。
私は子どもの頃から、心因性と思われるさまざまな悩みに苦しんできました。
詳しくはぷぅすけのプロフィールからどうぞ
ここでは、ぷぅすけがこれまで悩んできたことをシリーズでお伝えしています。
第5回は「外出先でご飯が食べれない話」です。
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外出先でご飯が食べられない(外食ができない)
今回は、前回の「学校の給食が食べられない」に関連した内容です。
未読の方は是非こちらの記事からどうぞ。
小学5年生の時に突然、学校給食が食べられなくなりました。
理由はわかりません。そうなったきっかけも覚えていません。
それから卒業までの約2年、給食の時間は非常に苦痛をともなう時間になりました。
また、食べられなくなったのは、給食だけではありませんでした。
給食が食べられなくなった時から、外出先でご飯を食べる事もできなくなりました。
自宅ではこれまで通り普通に食事ができるのですが、家を一歩でも出ると、何も食べられなくなりました。
給食が食べられないのと同様、口に食べ物を入れると吐き気がして、食べ物を飲み込むことができないのです。
自宅以外は、ほぼすべてダメでした。
唯一の例外は、行くのがいつも楽しみだった親戚の家でした。
自分がリラックスできる場所以外での飲食を、身体がすべて受け付けなくなっていたのです。
非常に困りました。
家族での旅行や外食が苦痛になりました。
家族と一緒にいても、外食先では食べられませんでした。
ただ旅行の部屋食など、家族だけのクローズドの空間であれば、食べられる場合もありました。
家族にこの悩みを打ち明けていればよかったのですが、言っていませんでした。
ですので、食べられなかった期間、家族には「外食や旅行には行きたくない」と頑なに言い張り、極力外食をしないようにしていました。
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食べられなくなった原因
医師の診断を受けていないため、原因は自分でははっきりとは分かりません。
自分では、「不安神経症」「パニック障害」の一種ではないかと思っています。
この症状の根底に「不安」があったことは、当時から自分でも自覚しているところでした。
これが心因性のものであるということも、自分でよく分かっていました。
食べられない場所の範囲を決定しているのは、自分だという自覚もありました。
「あぁ、自分は自宅以外では食べられないんだ」
そう思うだけで、もう食べられなくなりました。
ものすごい自己暗示です。
心で「食べられない」と思うだけで、身体は食べ物を拒絶しました。
心と身体が密接に関わっていることを、この頃すごく感じました。
でも逆に「食べられる」と思い込もうとしても、食べられません。
「食べられる」と思っていても、深層心理で「ホントは食べられない」と思っている自分がいて、それを打ち消せないのです。
自分で自分の心をコントロールする難しさをこの時に覚えました。
そして「コントロールすることは無理だ」という結論に達した私は、外食する状況を極力作らないようにする努力をはじめました。
学校の給食は、通学している限りどうしても避けられないことだったので、非常に苦痛を伴うものでしたが、ある程度コントロールできる外食に関しては、まだ心が軽かったのを覚えています。
当時、外食の機会なんてあってもほとんどが家族とのもの。
「行かない」と断ればいいだけの話でした。
学校という拘束された環境下でなければ、自分の匙加減で、どうにでも対応ができます。
私は高校生の時に「おなら」で非常に苦しみましたが、社会人になり、おならで悩まなくてもよい環境で働ける仕事を選んだり、自分で問題を回避する選択肢を持てるようになってから、気持ちが楽になり、改善した部分が大きかったと感じています。
外食についても回避が容易だったので、さほど思い悩まずに済みました。
まとめ
この外出先で食事ができない問題は、中学の時に学校でご飯が食べられるようになった時に、一緒に解決しました。
前述しましたが、この悩みの根本にあったのは「不安」でした。
そうなった原因は分かりませんが、
自分が唯一安心できる自宅以外では、精神的に不安定な状態になっていました。
家にいないと不安でした。家にいる事で安心していました。
何故そう思ったかというと、同じ時期「家族以外との外出が怖い」という悩みも持っていたからです。これはまた別の記事で詳しく書きます。
これは大人になっても引きずることになり、基本的に外出はあまり得意ではなく、家から遠く離れる事への不安感がいまだにあります。
そのせいもあり、今まで一度も海外旅行に行ったことはありません。
これらの症状が発症した経緯として、サッカー少年団を退団するまでの苦悩の日々が大きく関係していると自分なりに分析しています。
この時の精神状態が、理由のよく分からない「不安」を自分の中に生み出してしまったような気がしています。