どうも、ぷぅすけです。
私は子どもの頃から、おならが止まらない悩みに苦しんできました。
詳しくはぷぅすけのプロフィールからどうぞ
私は30歳を過ぎた頃、大腸憩室炎で入院しました。
大腸憩室炎は、大腸にできた憩室が炎症を起こす病気です。
私は高校生の頃から10年以上、ずっとおならを我慢してきました。
私の大腸憩室は、間違いなくおならの我慢が原因だと思っています。
私と同じように、
おならの量が多く、よくおならを我慢する人は、大腸に憩室がある可能性があります。
大腸憩室はそれ自体に問題があるわけではありません。
ただ怖いのは、炎症を放置すると重症化し腹膜炎になる可能性があることです。
大腸憩室があることは、それだけで大きなリスクです。
この記事では、
・大腸憩室炎というものがどんな病気なのか、
・私が大腸憩室炎になった時のこと
についてお伝えしています。
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大腸憩室炎とは
まず、「大腸憩室」っていったいどんなものなのでしょう?
大腸憩室症とは
大腸の腸管内壁の一部が腸管内圧の上昇などの要因により、袋状に腸壁外に突出した憩室が生じている状態
(出典:Wikipedia)
大腸憩室が発生する要因は
腸管の内圧の上昇によって、大腸壁の筋肉層の脆弱な部分から粘膜が飛びだすことで憩室が発生すると考えられている。
(出典:Wikipedia)
腸管の内圧の上昇が大腸憩室の発生する原因・・・。
よくおならを我慢する人の腸内は、ガスでパンパンになっています。
言い換えれば、腸管の内圧がものすごく上がっているということですよね。
つまり、
おならの悩みを抱え、いつもおならを我慢している人の大腸には高い確率で憩室がある
と言えます。
私は実際におならに長年苦しみ、そして大腸憩室炎で入院しました。
大腸憩室炎で入院したのは、おならの悩みからほぼ解放された30歳を過ぎてからです。
大腸憩室はもっと前から存在していたはずなのに・・・。
ようするに、
一度大腸憩室ができてしまうと、その後ずっと大腸憩室炎になる可能性を抱えて生きていかなくてはならないということです。
大腸に憩室があるだけでは、特に問題はありません。
ただ、この憩室に便などがたまることで、炎症がおこるおそれがあります。
そして炎症が重症化し腹膜炎になると、命の危険につながります。
私が大腸憩室炎で入院するまでの経緯
まず、自分の大腸に憩室があるということを知ったのは、
大腸憩室炎になったことがきっかけでした。
それまで大腸憩室という言葉すら知りませんでした。
30歳を過ぎた頃の私は、仕事で強いストレスを抱えていました。
そのストレスがしばらく続いた頃、左わき腹に痛みを感じるようになりました。
鈍痛というのでしょうか。
痛みの強さはそこまで強くなく、普通に我慢できるレベルの痛みでした。
だけど押すと結構痛い箇所がある。
しかし、
・痛みが絶え間なく続いた
・普段痛くならないような箇所の痛みだった
・熱も多少あった
ということが不安になり、もしかしたら盲腸かもしれないと思い、
近くの内科に行くことにしました。
内科に行き血液検査をした結果、炎症の数値が異常に高いということで、
紹介状をもらって大きい病院に行くことになりました。
大きめの病院に行きCTを取ってもらうと、
「即入院です。このまま入院できますか?」
と先生。
いやいやできるわけないでしょ。
なにも持ってきてないし。
という冷静な突っ込みを心の中でしつつも、
先生の想定外の「即入院発言」に、内心動揺しまくりでした。
たいした痛みもない軽い腹痛なのに・・・入院??ええぇぇ~~!
妻に電話をして服など一式を持ってもらうように手配し、
職場に電話をしてなんとかシフトを調整してもらい、
すぐに入院の手続き。
これまで入院経験がなかった私の初入院が、
こんな突然の展開で実現するなんて夢にも思いませんでした。
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大腸憩室がある方が、大腸憩室炎にならないために
入院してから3日間ただひたすらに絶飲食。そして点滴。
4日目以降は、おかゆから少しづつ固形に戻していく、という生活でした。
入院自体は、ただ空腹を我慢するだけの何の苦もない日々でした。
この時は発見が早く、こんな楽な入院で済みましたが、
炎症が重症化し腹膜炎になって腸に穴が空いたりすると、緊急手術が必要になったりします。場合によっては命の危険性もあります。
大腸に憩室ができてしまうと、憩室炎のリスクにいつもさらされることになります。
この時の大腸憩室炎の原因は、あくまで仮定ですが
「ストレス」が引き起こしたのではないかと思っています。
ストレスは、免疫力低下や腸の蠕動運動の低下など、腸にも様々な弊害を及ぼします。
この時思ったことは、
・今後も強いストレスが続いた時には、同じように憩室炎になってしまうのではないか?
・憩室に便などがたまることで炎症が起きるので、便秘だったり腸の状態が悪いと憩室炎になるリスクが高まるのではないか?
ということです。
ですので、おならの悩みから解消されつつある今でも、
私は人一倍腸の健康には気を使っています。
これだけ長い間、ずっとおならを我慢して大腸を酷使し続けたのです。
憩室炎だけでなく、大腸がんのリスクも他の人に比べて確実に高いだろうと思っています。
まとめ
大腸憩室炎を舐めてはいけません。重症化すると本当に怖い病気です。
おならを我慢する日々が続くことで、大腸に憩室ができるリスクが跳ね上がります。
そして大腸憩室炎になるリスクが生まれます。
おならがとまらず、おならをずっと我慢して苦しんでいる方、もしくは過去に苦しんできた方は、日々の生活では特に腸を大切にしてください。
そして、
(あなたの置かれている環境によってはなかなか難しとは思いますが)
極力ストレスを溜めない生活をしてください。
腸をいたわってあげてくださいね。