とまらないおならを我慢するつらさと苦しさ

どうも、悩み多き「ぷぅすけ」です。

私は子どもの頃から、心因性と思われるさまざまな悩みに苦しんできました。

詳しくはぷぅすけのプロフィールからどうぞ

【自己紹介】「おなら」が止まらないで苦しんだ、ぷぅすけの悩みの歴史
はじめまして。 ぷぅすけと申します。 40を過ぎたアラフォーの男です。 私は高校の頃から、「おなら」でずっと悩み苦...

私は高校から、おならが止まらずに悩んできました。

特に高校は集団生活の場なので、好きなタイミングでトイレに行っておならをしたりすることが出来ず、授業中ひたすらにおならを我慢する日々が続きました。

出そうになるおならを我慢することは非常につらく、高校生活は地獄の日々でした。

この記事では、おならを我慢している時のつらさ、苦しさについてお伝えします。

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おならを我慢するということ

たまってくると、おならが腸の中を移動しているのが感覚で分かるようになります。

ポコポコ、ボコボコという音を鳴らしながら、腸の中を動きます。

肛門近くにまでガスが来ている事も分かります。

おならがしたくなるということは、体が排出したがっているということです。

我慢することは、体の自然の流れに反します。

排出したいものを、無理に体の中にとどめておくという行為です。

我慢していて、体にとても負担をかけていることを実感します。

体によくないことは分かっています。

でも、学校でおならをするわけにはいかないのです。

絶対に。

おならを我慢している時

誰でもおならを我慢した経験はあると思います。

おならはある程度までは我慢ができます。

我慢していると、体がどうにかして外に出そうとしているのが分かります。

体の生理現象との戦いです。

おならは腸の中にある限り、何度でも出ようとしてきます。

腸内でガスがそれ以上増えなければ、我慢することは可能です。

しかし、腸内にガスが増えていくとそれが厳しくなってきます。

体外にガスを排出していないわけですから、ガスが増えていけば溜まっていく一方です。

ずっと我慢を続けて、腸の中にガスがドンドン溜まり、おなかがパンパンに膨れてくると、次第に限界がやってきます。

最初はお腹に力を入れて、肛門の括約筋をしめ、しばらくじっとしてるとおならを出したい感覚は治まります。

(うんちがしたい感覚は便意なので、私は便宜上このおならがしたい感覚を「屁意」と呼ぶことにします)

それが腸内でガスが溜まりすぎてパンパンになってくると、この屁意の間隔はどんどん短くなります。

そしてついには屁意を抑えられなくなってきます。

戦で最後の砦を大量の騎馬隊が突進してくるようなイメージです。

最大限の力を込めて肛門括約筋をしめ、目を閉じ、溜まりにたまった強烈な屁意という嵐が過ぎ去るのを待ちます。

嵐の最中は、体中から汗が吹き出し、体が硬直し、目の前が真っ白になるような感覚のなか

最終的に「もうだめだぁ~!でちゃう~~!!」という絶頂状態がやってきます。

その後は、いくつかのパターンがあります。

・無事にやり過ごせる。いったん屁意が治まる。

・おならのような高い音が腸から鳴る

・お腹が鳴るような低い音が腸から鳴る

・肛門ではないどこか違うところから体外に出ているような感覚がする

絶頂を超えるといったん屁意は治まります。

しかしそれは束の間で、腸内にガスがたまっている限り、この波が授業中に何回も何十回も襲い掛かります。

この絶頂を迎えた後は、本当はちょっと肛門から出てしまっていたのではないかと不安になります。なので、その後はいつもこっそりと周囲の臭いのチェックをしてしまいます。

私は、授業中にあきらめておならをしたことはありません。

漏れ出している場合はあっても、あきらめて自ら出すことは一度もありませんでした。

あきらめて出したら、私の高校生活は終わる!くらいの気持ちでした。

あきらめて出してしまう事だけは絶対にいやだったのです。

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まとめ

おならを我慢するのは体によくありません。絶対に。

おならを我慢し、ガスで腸がパンパンに膨れると、その圧力で腸が外に飛び出して「憩室」というものができます。

この憩室に便や汚れがたまり炎症がおきると憩室炎になります。

この憩室炎はひどくなると腸に穴があいたりと非常に危険です。

私もおならを我慢し続けることで憩室ができたのでしょう。

大人になり憩室炎で入院した経験があります。

我慢しないでいいなら、我慢してはいけません。

しかし、我慢しないといけない状況はあります。

私はひたすらに我慢し続けましたが、それはおすすめしません。

もしあなたがおならで苦しんでいて、今学校だったり職場だったり、長期間おならを我慢しなくてはならない環境にいるなら、おならを我慢しなくてもよい環境に変わることが一番です。

別に逃げではなくて、長時間おならを我慢することで心と体に負担をかけ続けるなら、環境が変えるのが一番良いと思うのです。

なぜ、そう思うかというと、私はおならが出なくなるような対策を色々と実践してきました。

医者から処方されたガス止めの薬を飲んだこともありました。

しかし、まったく効かず飲むのをやめました。

炭酸水を飲むのを控えたり、早食いなどもやめました。

しかし、特に効果を感じられませんでした。

自律神経失調症と診断され、1年ほど森田療法を実践しました。

やり方が悪かったのかもしれませんし、もっと長く続けていく必要があったのかもしれませんが、1年続けてもなにも改善がみられませんでした。

色々と対処療法を試してみましたが、効果があったと感じられるものがなかったからです。

空気を飲んでしまうことが原因でガスがたまっていたのだとしたら、呑気症を改善するようなことをすればよかったのかもしれませんが、精神的な部分の改善にはどうしても時間がかかります。

なので、できるなら環境を変えたほうがよいと思うのです。

とはいえ、変えられないという方も多いと思います。

今は「腸活」が流行り、腸内細菌の働きや腸内環境について詳しく分かってきています。

自分の腸内に住む微生物がおならを増やす原因になっていることもあります。

普段の食生活の見直しや腸内環境の改善で解決できる部分があるかもしれません。

おならを通さないという「おならパンツ」というものも存在します。

私は試したことがないのでどれほどの効果があるのか分かりませんが、それをはいている安心感で、精神的に楽になり、不安や緊張による呑気症が解消されるかもしれません。

悩んでいるなら試してみてもよいかもしれません。

私が悩んでいた25年前に比べ、情報も対策グッズもいろいろと充実しています。

環境が変えられないなら、今一番効果のある対処療法を試していくことが最良の方法だと思います。

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